不動産業界に従事する人や宅地建物取引士の資格を保有している人が取得を考える資格にマンション管理士や管理業務主任者があります。
実際のマンション管理士合格者の7割から8割が宅地建物取引士の資格を持っています。
マンション管理士試験に独学で挑戦を考えている人におすすめのテキストと勉強方法をご紹介します。
マンション管理士とは専門的知識をもってマンション管理組合の運営やその他マンションの管理に関してマンション住人等の相談に応じ助言や指導、その他援助を行ことを業務とする専門家です。
マンション管理士は平成13年8月に施工されたマンション管理適正化法により国家資格としてとして位置付けられています。
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マンション管理士試験の難易度は?
マンション管理士試験の毎年の合格率は7~9%、
偏差値にすると『62』と難関レベルです。
不動産関係の国家資格の宅地建物取引士や管理業務主任者と比べても難易度は高くなっています。
令和4年マンション管理士試験日程
例年11月下旬に行われます。
1月に合格発表があります。
詳しくは公益社団法人マンション管理センターのサイトをご確認ください。
独学43点で合格した際に使用したテキスト
私はマンション管理士試験を独学で勉強し、43点の点数を獲得して合格することができました。
その際に使用したテキストはこちらです。ポイントがとても分かりやすくまとめてありこれ1冊で十分です。
このテキストに出会うまでいくつかのテキストを購入して勉強しましたが正直いまいち内容が頭にはいりませんでした。
具体的な勉強方法
まずはテキストを一周読み内容をざっくり理解した上で過去問に取り組みました。
幸い過去の宅建士試験と管理業務主任者試験で宅建業法と民法・建物設備関係の基礎知識はありましたので最初は区分所有法と標準管理規約について理解することから始めました。
区分所有法と標準管理規約の内容は重複する部分がかなり多く、実際の出題形式もひっかけ問題のようになっている問題も多くあります。
また、出題される内容も非常に細かい部分を聞いてくることが多く、正確な知識が必要になります。
過去問を解きながら間違えたところに付箋を貼り理解が十分でない部分をスムーズに振り返ることができるように工夫しました。
まんまと引っかかってしまった引っかけ部分を付箋でチェックをしてポイントを整理していきます。
その作業を繰り返すことにより細かな部分まで内容を理解し、引っかけ問題に対応ができるようになりました。