令和3年4月国土交通省令により賃貸不動産経営管理士が国家資格となりました。
以前から国家資格化が囁かれていましたがついに実現しました。
私が資格取得をした平成29年の時点でも国家資格化が確実と言われていました。
それに伴う今後の影響をまとめています。
すでに賃貸不動産経営管理士資格を取得している方
すでに賃貸不動産経営管理士試験に合格して賃貸不動産経営管理士として登録している方は「移行講習(業務管理者移行講習)」を受講し、修了することで、現在取得している賃貸不動産経営管理士資格が「国家資格」となります。
この移行講習は賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律の施行より1年以内に受講する必要があります。
注意!再度賃貸不動産経営管理士試験を受験しなければならない可能性も
この移行講習を法律施行から1年以内に受講しなかった場合、国家資格としての賃貸不動産経営管理士資格を取得するためには再度賃貸不動産経営管理士試験を受験し合格する必要があります。
試験も年々難しくなっていますので令和2年度までに賃貸不動産経営管理士試験に合格した方は必ず移行講習を受講して国家資格の賃貸不動産経営管理士を取得しましょう。
これから賃貸不動産経営管理士試験を受験する方
2年以上の実務経験があり、賃貸不動産経営管理士試験(登録試験)に合格し、登録をすることで国家資格の賃貸不動産経営管理士資格を取得できます。
2年以上の実務経験がないかたでも実務講習を受講することで登録可能となります。
受験勉強におすすめのテキストなどは下記記事をご覧ください。
賃貸不動産経営管理士の今後
賃貸住宅のトラブルが増えている中、賃貸不動産経営管理士の重要性はますます高まります。
ぜひ資格取得に挑戦して国家資格となった賃貸不動産経営管理士資格を取得しましょう。