不動産と切っても切り離せないもの税金。
マイホームの購入、不動産の相続、不動産投資など不動産に関わる機会は多岐にわたります。
様々な税金を【購入】【保有】【売却】【その他】に分けて解説します。
この本には図解で様々なシーンの税金について解説してあるため非常にわかりやすくオススメの本です。
不動産【購入時】の税金
不動産取得税
不動産（土地・建物）を購入した際に一度だけ評価額の一定率で課税されます。
登録免許税
不動産（土地・建物）を取得した際に登記に関して評価額の一定率で課税されます。
印紙税
不動産取得の際の売買契約書や領収証に対して課税されます。印紙税の納付は規定の印紙を契約書に貼り、それを消印することによって納付します。売主買主の契約書を作成する場合は1通ごとに印紙を貼る必要がありますので注意が必要です。
消費税
建物の取得の際、取得金額に対して税率をかけて納めます。
土地には消費税はかかりません。
なお、契約時に不動産会社に対して支払う仲介手数料に対しても消費税がかかります。
不動産【保有時】の税金
所得税
不動産貸付を行った際、その所得に対して課税されます。
住民税
不動産貸付を行った際、その所得に対して課税されます。
固定資産税
毎年1月1日の所有者に対して評価額の一定率で課税されます。
年の途中で売却などで不動産を手放したとしても1年間分の納税義務は1月1日の所有者にあります。（一般的に売買契約時に日割り精算します）
消費税
不動産収入に対して課税されます（土地の貸付、居住用の貸付には課税されません）。
不動産【売却時】の税金
所得税
不動産譲渡益に対し、所有期間に応じて一定率で課税されます。
住民税
不動産譲渡益に対し、所有期間に応じて一定率で課税されます。
印紙税
不動産取得の際の売買契約書や領収証に対して課税されます。印紙税の納付は規定の印紙を契約書に貼り、それを消印することによって納付します。売主買主の契約書を作成する場合は1通ごとに印紙を貼る必要がありますので注意が必要です。
消費税
不動産（土地を除きます）の売却金額に税率をかけた金額を受け取ります。
確定申告をして諸費税を納税する必要があります。
不動産【その他】の税金
相続税
相続時に保有していた不動産について、その評価額が課税対象となります。
不動産の税金はしっかりと勉強を
不動産に関する税金はそれぞれのステージに応じて様々なものが課税されます。
知識があれば節税することも可能です。
しっかりと勉強して税金とうまく付き合いましょう。
